各種工法

IPH工法
タケノコ工法

コンクリート構造物は、地震という物理的な原因による被害や中性化・アルカリ骨材反応 という科学的な原因により経年劣化し、破壊するまでその強度を減衰させていきます。その復旧の際には、大規模改修による莫大な費用を伴わない補修方法とし て「自動式低圧樹脂注入工法」が多用されています。

しかしながら、この注入は雨水を建物に入れない為の注入で、コンクリート内部構造にま では達しないものであります。IPH工法は、「強度復元力」を達成する機能に完成しました。本工法では穿孔穴の内部から注入された樹脂がコンクリート躯体 内で放射状に拡散することにより、末端の微細クラックまで充填することができます。

その画期的な特長から、鉄筋とコンクリートの付着強度を高めるだけではなく、さらに高 い防錆効果が得られる唯一の高密度充填工法として土木学会の技術評価を得ています。又、「開発の名称:コンクリート構造物への注入充填材の注入方法、及び 注入方法に使用する注入器」として特許取得をしています。

タケノコ工法
タケノコ工法

最初に考えたのは、タケノコスペシャル(TSP)工法で、現場状況が夜間工事で有り下水工事の宅桝設置(到達立杭)の、堀削において障害物が至る所に有り、掘っては埋め、掘っては埋めの繰り返しで、何かお金のかからない良い方法は無いかと一計を案じ考えていた所、埋めなくても良い(円形覆工板)、ある大きさで一定の深さを掘る事が出来る(Ф1500ケージングの切れ端H=900)、この二つの材料と、矢板(約1.0m短め)を利用した結果、生まれたのがタケノコスペシャル(TSP)工法です。また、下に埋設管がある場合は、第2ケーシング部は鋼矢板を使用します。

また、同じくして次の現場では重機の入らない、鋼矢板L=3.0~4.0が運べない。これに関して何かいい方法は無いかと役所監督員より相談がありライナープレート(円形1.0)鋼管(円形1.0)、人力掘削、バキューム掘削等を考えている内、ボールペンのカチカチ出たり入ったり、これだと思いタケノコスペシャルの縮小及び、鋼管の円形Ф900-円形Ф800-円形Ф700と段階に掘削し、重量を軽くし、人力運搬、人力掘削及びバキューム掘削にて施工を考えた工法がタケノコリターン(TR)工法です。

スペシャルワーカー工法

 

参考資料カタログ

スペシャルワーカー工法

スペシャルワーカーは、小口径工法の小型推進機です。鋼管の先端に硬質チップを着けたメタルクラウンを取り付け推進します。また、推進中の想定外の障害物(矢板、コンクリート、H鋼、松杭など)も対応可能です。

また、取込制御装置を取り付けることにより帯水層での施工も可能です。(条件によっては、補助工法が必要になります。)

機械も小さく90cm以上の開削幅があれば施工可能です。推進機本体800kg,油圧ユニットが640kgと軽量ですので、2tクレーンがあれば据付・移動が可能です。

また、鋼管を機械内の空隙部分に抱き込み、回転・削進させますので高精度が期待できる上、接続誤差も少なく施工できます。

 

ワーカー工法

 

参考資料カタログ

ワーカー工法

ワーカー工法は、小口径工法の小型推進機です。鋼管の先端に硬質チップを着けたメタルクラウンを取り付け推進します。また、推進中の想定外の障害物(矢板、コンクリート、H鋼、松杭など)も対応可能です。
また、取込制御装置を取り付けることにより帯水層での施工も可能です。(条件によっては、補助工法が必要になります。)
Ф1500以上の発進立杭であれば施工も可能です。推進機本体1500kg,油圧ユニットが740kgですので、4tクレーンがあれば据付・移動が可能です。
また、管系Ф400までの鋼管は機械内の空隙部分に抱き込み、Ф450~700の鋼管はアタッチメントを装着し推進を行います。

 

スピーダー工法
スピーダー工法

当工法は施工の確実性と高精度施工を重視して、誘導菅(リード管)併用の二工方式を基本としており、一工程目として推進方向について360°任意の方向に容易に修正可能な先導体(スピーダーヘッド)により、土圧バランス方式にて誘導菅(リード管)推進を行います。位置検出方法は先導体(スピーダーヘッド)最前部に装着された高精度発光ダイオードを推進機後方に据え付けた検測器(セオドライト・TVモニター尽きセオドライト)にて計測しながら読み取る方式であり、圧力方式二工程式でMAX70m,泥水方式二工程式でMAX80mの施工を可能とし、高精度での施工が実現できる工法です。

スピーダー工法についての詳細はコチラ

▲ページ上部へ戻る